10連休だったGW、原付で九州を一周したんですね。それで、序章の初手として、宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井にある、高千穂峡に遊びに行ってきました。

車でも、正直行きたくない距離。原付だと、道中寄り道をしたのもありますが、片道で6時間ぐらいかかりました。超楽しい。
なぜなに高千穂峡
そもそも「高千穂峡ってなんやねん」と思われる方もいると思うんですが、僕もよく知らずにアクセスしました。事前情報は「クッソ山奥の、滝がすげえらしい場所」って情報ぐらいです。
阿蘇の熔岩が流れ、浸蝕されてできた峡谷で、高いところで100m、平均80mの断崖が7kmも続いている。峡谷には、日本の滝百選に選ばれている真名井の滝などがあり、新緑と紅葉の頃は特に美しい。貸ボートもあり、ボートから見上げる景観も素晴らしいものです。
じゃらんから引用。
実際行ってみると、滝!自然!!マイナスイオン!!!って感じのスポットで、すごかった。新緑も本当にキレイだった。
県外マン「高千穂峡とか有名ですよね~」
なぜ行こうと思ったのか。なんですけど、僕って宮崎に住んでるんですが、結構他県によく行くんですね。イベントとかで。そうなると「宮崎から来ました」なんてシーンも生まれてくるんですが、ほぼほぼ「高千穂が有名ですよね~」って言われるんですね。

これダメだなーって思うし、地元のことよく知らないのに「他所は良い」って言うのもなんかダサいなぁ…と思ってて、タイミングを伺ってたのです。そうしたら10連休が降ってきたので、即動した次第です。
片道6時間は遊びじゃない
原付での旅は楽しいので、ちょいちょい寄り道を挟んでしまうものの、6時間ほどかけて到着しました。730に家を出て、到着は1400でした。
原付でのアクセスはおすすめしませんが、立地は山の上なので、五ヶ瀬川を一望できる橋を原付で走ってる時は、飛んでいるような錯覚を覚えたりします。車では味わえない感覚で、中型欲しいなぁ……って思いましたね。
寄り道や休憩をはさみながらアクセスしたわけですが
自然が美しいシーンが多かったです。
高速が使えないので、山道を進んでいくわけですが…人も居ないし車もほぼ通らないし、一面は自然ぐらいしかないので、橋で休憩したりして写真を撮るのがめっちゃ楽しかったです。

道中、目的外のものを見つけては立ち寄って遊んで、みたいなのは旅っぽくて良かったですね~。やっぱり人間にはこういう時間も必要なんだと思いました。バイカーの多くが県外からこういう場所を求めてやってくる理由もなんとなく分かりました。物理的なオフラインに近くなる時間って、めっちゃ大事だ。
高千穂峡だ!!

そんなこんなで6時間ほど走らせまして、ついに高千穂峡に着きました。

原付は高千穂神社に停めて、お目当ての滝までは結構歩くのですが
新緑と竹林でマイナスイオン的なやつ、ガンガン出てます。涼しい。
めちゃくちゃ田舎であるため、それはもう竹林というのもあり、タケノコが普通に自生してます。すごい山奥感。山奥なんですが。
流石に滝が有名な高千穂峡と言いますか、道中外壁から湧き水的なやつで、小さな滝のようなものが出来ていました。涼しい。めっちゃ涼しい。
真名井の滝だァ!!!
さて、今回のお目当ては「真名井の滝」と呼ばれる高千穂峡の主役と言っても良い、滝です。瀑布的なものではありませんが、とても美しい。
新緑に恵まれているスポットですから、もちろん水面と反射する色もすごく美しいんですよね。波紋もキレイに広がります。
写真撮ったのは1430ぐらいですが、お昼でこの光景が撮れるのは、日陰になっているスポット故ですね。本来であれば、朝方でないと鏡面は撮りづらいし、光の反射で白むはずなんですが…そりゃ名所と呼ばれるわけですね。
自然の新緑が本当にキレイで、黒い岩場がそれを引き立ててるところもありますね。これ、絶対秋口最高に最高のやつでしょと思いまして、僕はきっと秋も高千穂峡に行くと思うんです。これは、そんな1枚。
高千穂峡すごいんですよね。適当に写真撮ってもプロカメラマンになる気がする。被写体力高い。

そして、これが「とりあえず撮った」有名な真名井の滝です。お昼なので白飛び気味ですが、圧巻の一言でしたね。なんだこれってなりました。
ただ普通に撮っても写真ではアレなので、どうやって作品っぽくしようかなを考えて、以下のような写真になりました。

だいぶイメージ通りになったと思います。
白飛びを起こしてしまう強い光源を、岩場で少し隠し、あまり回折しないぐらいにF値を絞って、ISOは最小値に。三脚+10秒タイマーを使って手ブレを防止。
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加えて、レンズにND8フィルターを装着して、光源をさらに落としてシャッタースピードを稼いで、滝を絹の糸のように仕上げました。あとは現像ソフトでちょいちょいと補正って感じですね。
ND8は正直、日中の白飛びを抑えるために買ったみたいなところがあり、PLフィルターに近い感覚での利用を想定していました。で、物は試しだったんですが、割とよく機能してくれてよかったです。
もっとF値を低く撮りたいとか、瀑布や岩場を狙う、ってなるとND8では何の役にも立たないと思いますが、面白いフィルターなので夏場に向けてもうちょっと勉強したいところですね。
真名井の滝は、貸しボートを借りることが出来ます。1隻30分2000円という普通にヤバイ値段なんですが、ここまで来て借りない手もないですよね。そう思うだろ、アンタも!!!
カメラ的に言えば広角な写真が撮れます。まぁめっちゃブレるだろうし、相応の機材がないと厳しいのでは説はありますが…
やっぱこの光景を、別の角度から見てみたくなりますよね……

待ってろや秋ァ!!!!!!!!

橋の上から真名井の滝を俯瞰できるスポットがあったので、そちらで満足しておきました(半ギレ)
高千穂神社
滝以外にも、小さな水族館とかあったんですが、時間的な問題で行きませんでした。今度だぜ。
時間的な制約ですが、その日中に大分に行きたかったのです。アホすぎるムーブ。超楽しかった。
適当にお散歩しながら、高千穂峡を後にして、高千穂神社に向かいました。
なかなか、それっぽいマイナスイオン的なひんやりオーラが出ていて、すごかった。宮崎神宮といい、ああいうひんやり神聖なオーラ的なやつは“””””異界”””””を感じますね。
巫女さんが居たので、テンション上がってしまって神聖な地で不埒なオタクになってしまったゾ~
せっかくなので、旅の方向性でも見ておこうとおみくじを引いたところ、お前が世界の王だみたいなおみくじが出てテンション上がりましたね。短気というか即物的なところは僕の課題でもあったので、ちょっと見透かされてるみたいでびっくりした覚えがあります。やりおる。
ハチャメチャビッグな杉の木です。ゴッド感ありました(台無しだ)
おわりに。
そういうわけで、高千穂行って高千穂を満喫しました。楽しかった!
あー!もう!負け!うますぎる!なんやおまえ!!うまい!!!!!!! pic.twitter.com/1QAAaVjgPH
— にゃもも (@sn_rain) April 27, 2019
夜はチキン南蛮発祥の店である「直ちゃん」に行きました。2回目だったと思いますが、メチャウマでした。
これで、高千穂が有名ですよね~みたいな話をされても

から

みたいな話に転換できるようになったのは、大変アドを得られる取り組みだったかなと思います。
「外の世界を知って、故郷がもっと好きになる」というのはごちうさのチノちゃんの弁ですが、これはマジでそうだなって思います。他所のいいとこ知って、自分の地元ってどうだろってなって、目を向けたり、新しく知ったりするのは、良いことですね。
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そんな教えが記してあるごちうさって、聖書ですね…。
おまけ
クソ寒いとは思ってたんですが、あの、4月ですよね… pic.twitter.com/rZ7FKmGok9
— にゃもも (@sn_rain) April 27, 2019
宿無し部集合〜w 番号〜w (@ 快活CLUB 大分中央町店 in 大分市, 大分県) https://t.co/L8T64TwDgk
— にゃもも (@sn_rain) April 27, 2019
結局日付が変わるぐらいに大分に着いたんですが、夜の山道、死ぬほど寒いし、出来ればもうむちゃくちゃなムーブはやりたくないね!w