いずれ書こうと思っていた記事。2ndシングルを聴いて一層書きたい気持ちが強まったので
Aqoursはμ’sが作り上げたラブライブ!というProjectの中で誕生したグループです。
なので、μ’sと比べられてしまうのは仕方がない話ですが、ホントに比べて評価される必要があるのか、Aqoursとして評価していけばいいんじゃないのか、という記事です。
ばかいぬさんの記事と同人誌を交えてお届けします。

今日はCYaRon!のシングル発売日ですしね!
どうでもいいけどCYaRon!って全角で入力しづらくてストレス。
Aqoursにμ’sの苦労は必要ない
ほやほやの今をあそぼう
僕のブログのゴミみたいな文章の760万倍ぐらい有益な文章を書かれるばかいぬさんのブログ記事を引用させていただきます。
是非上記記事を読まれたうえで僕の記事も読んでいただけると嬉しいです。
ばかいぬさんに関しては記事の最後に紹介させていただきます。
μ’sにとって下積みが報われ、花開いた瞬間は2013年のアニメ化でした。それが結成して1年ほどでAqoursにもたらされることに、不満を抱いている人もいるかもしれません。
しかし、Aqoursにμ’sと同じ下積みや苦労は、まったく必要がないのです。
なぜ必要がないのか。彼女たちは同じグループではないからです。
僕が言いたいの、ここです。
μ’sも読者企画→1枚のCDから始まって、ここまで大きなコンテンツになりました。
それをμ’sが終わってすぐAqoursってちょっと違うでしょ、って気持ちもよくわかります。
μ’sとAqoursって驚くほど接点がないんですよ。緘口令でも敷かれてんのかってぐらい。
運営側も両者が水と油のように、反発する可能性があることを考えていたんでしょうね。
μ’sがこれだけ大きくなり、そしてファイナルを迎え、気持ちの整理が出来てきた頃だとは
思いますが、それでも、どうしても比較してしまいます。
Aqoursがが盛り上がったら盛り上がったでやっぱりどこか面白くない。ノリ切れない。
って感じるのも人間だし、あると思います。
それならAqoursでμ’sと同じことして欲しいの?って言われて、そういうわけじゃないですよね。僕はAqoursならではの何かが欲しいです。
確かにラブライブ!というプロジェクトの同一線上ではありますが、キャラクターも違えば中の人間だって違う。違うグループなんだから、違う見方をするべきなんだと思います。
そもそも同じようなことを望むということは、同じような路線で同じようなことをやれと言ってるようなもので、それこそ二番煎じという表現を強いてるように捉えることにすらなっちゃいますしね。
μ’sとAqoursは、そもそも抱えている背景が違います。μ’sは何もないところにポンと放り込まれ、自分のいるところに自分の居場所を作らなければならなかった。Aqoursは既にあれやこれやとモノがあるところに、何とかして自分たちの居場所を確保しなければならない。μ’sが作ったモノがあるからといって、Aqoursが楽をするわけではありません。むしろμ’s以上に難しい部分も多くあるでしょう。
そんなAqoursに、μ’sと同じ苦労は必要でしょうか?
ここで再度引用させていただきますが、Aqoursにかかっている期待って相当に大きいはずです。
ラブライブ!サンシャイン!!がどの程度の期間続くプロジェクトなのかは不明ですが
Aqoursはμ’sと違い、土台や下地は出来ている。フィールドは出来上がっています。
そう、舞台は整っているのですが……歌唱力などの壁が凄く大きいと思うんです。
これから、ラブライブ!と聞けばAqoursを彷彿させるようなものを作り上げなきゃいけないんです。

本日発売したCYaron!のシングルですが、僕は聴いた感じボーカルが負けてると思いました。
何故かって、ほぼバイアスがかかっていな状態で聞いたからです。
正直ユニットシングルを出すのはあまりにも早過ぎると思っていたのですが、フタを開けると
予想通りだなぁ……。という感じでした。
今現状では良くてキャラソンにしか聴こえないです。
ユニットシングルなのでキャラソンな位置でもいいのかもしれませんが、この場合の表現は
やや蔑称に近いです。好きな人はごめんね。
何故かと言うと、まだキャラクターに対するイメージが僕の中で確立していないから。
キャラクターを彷彿させるような表現や歌い方を詰めていると分かれば見方が180度変わるんでしょうけど、現地点ではそれが僕の中では弱くて。
キャラクター表現での歌い方がマイナス点になっちゃってます。

もちろん否定的な意見ばかりではないのですが、2ndシングルの恋になりたいAQUARIUMなんかは、僕正直買って3日ぐらい開封してなかったんですけど、聴いてみるとTHE最高という言葉が似つかわしいシングルでした。どんな言葉だ。
A面の恋になりたいAQUARIUMの可愛さもあったのですが、何よりB面の「待ってて、愛のうた」「届かない星だとしても」の両曲が最高で最高でしばらく最高しか言ってなかったです。
さっそく僕の語彙力のなさが露呈してきました。
1stシングルの印象は、まぁ元気だなぁ…。ぐらいだったので僕の中では
Aqoursに対してかなり大きな一歩になりました。
CWはすごく好きだけどね!
曲の話もそこそこに話に戻ると
フィールドは出来上がっているものの、歌唱力が~という話です。
アニソンというフィールドにおいての歌唱力というのはタイアップアーティストでもない限り
キャラクターに依存する面が、特に演者が曲を歌うものに関しては大きくなります。
2ndは凄く良かったけど、CYaRon!は現地点でう~ん…なんて感じたのもそれが大きく
かつ、僕個人の、現地点での感想です。
Aqoursを低く見積もっちゃう書き方になりましたが、アニメ化も近い最中
一層μ’sと比較される場面が多くなっちゃうと思うんですよね。
1年活動をしてきたとはいえ、比べるにはあまりにも…という点が否めないのも事実。
そんなもん当然、当たり前。もちろんそうですが、それでもキャラ付けも派生の話も
完璧に仕上がってるμ’sと比較されるAqoursって、マジでしんどいポジなんじゃない?
という点を認識したいのです。
アニメの話をすると、言わばみんなで作り上げて好意的な迎え方をされたに近い(それなりの支持層が居た、キャストと演者が培ってきたものもあった為)ラブライブ!のアニメでしたが
ラブライブ!サンシャイン!!に関してはやや懐疑的な見方も少なく無いと思います。
いきなりアニメ化ですからね。
非常にアゲインストな状況。この曲のペースならアニメ化して近いサイクルでライブもあることでしょう。
そんなAqoursがμ’sと同じ下積みをする?またまたご冗談を。
全然立ち位置は違えど相当厳しい位置に居ると思います。
ラブライブ!のアニメの時にさんざん声優が棒だの色々言われましたよね。同じ展開になるとは言いませんが、無名揃いなので恐らく近しいことになることが想像されます。
Aqoursにかかっている期待が高いと記述しましたが、僕がAqoursとμ’sの違いを
述べたいのはここで、Aqoursはμ’sの築き上げたスクールアイドル
ラブライブ!というプロジェクトの「これから」を引き継いだ
グループなのです。つまり、同じように「これから」を築き上げる必要もあります。
アニメも、ライブも、グッズの売上も、ある程度のラインは保証されることでしょう。
ただ、μ’sという壁にこれから挑むのがAqoursなんですよ。
μ’sがAqoursにバトンを繋いだように、Aqoursもいずれはバトンを託す時が来る。
そんな次の世代への下地を作ることも、そして、越えようと努力することを求められているのがAqoursなのです。むしろこれからが大変。
新規ファンを獲得するのと、既存ファンを引き入れるのと、両方の展開を行わないといけないんですから。改めて見るとすっげえヤバイポジションに居る気がします。
μ’sと同じ苦労を味わえ、下積みをしろという意見は、いわゆる“老害”と称されるものに見えてなりません。μ’sとAqoursは別のグループです。それぞれにそれぞれの道と歩み方がある。味気ない言い方をすれば、コンテンツの展開の仕方が違って当たり前。それを見て「応援したい!」と思ったら応援すればいいし、あまり共感できないと思ったら離れればいい。大事なのは周りがどうこうということではなく、自分がμ’sやAqoursをどう感じるかです。
僕は2ndシングル「恋になりたいAQUARIUM」で純粋にAqoursを応援したいなって思いました。これまではμ’sが築き上げてきたラブライブ!というプロジェクトそのものを応援したいという気持ちでしたが、いざ曲を聞いてみるとアーティストとしても応援していきたいなって。
ある意味キャラのイメージがほぼ固まっていない状態での評価なので、今後はキャラクターイメージも固まってバイアスの入った見方をしてしまうだろうし、シャープな評価ができた数少ないシーンかもしれません。
現状では商品の展開が似たり寄ったりしています。それはそうでしょう。
ラブライブ!というコンテンツとしての力がある、売れる見込がある、なのでグッズを置いておく。アニメ化後に売れる見込もある。グッズがないので買えないは機会損失。先人の作り上げたノウハウを基軸にビジネスの起点を作る。汚い話ですが真っ当です。
ですので、Aqoursをどう見るか、いつきっかけを作るのか、というのはアニメ化後でもいいとは思いますが、あまり比べずにAqoursというユニット、ラブライブ!サンシャイン!!というプロジェクトという視点で見てあげるといいかなって思います。僕にとってそのターニングポイントが2ndシングルだったということです。
よくよく思い出すと、僕がμ’sに初めて触れたのってスクフェスだし
曲から入る傾向にあるんだろうなー。
ばかいぬさんの引用記事で3600字も消化してしまったのですが、表題のとおりに同人誌の
話を交えながら、もう少しお付き合いください。
最近、同人誌をすごく読む機会が増えまして。

お恥ずかしながらエロ同人大好きマンだったんですが(そこは変わらないですが)
紆余曲折ありまして一般本を買い漁るようにもなりました。
先日メロンととらで2万ぐらい吹っ飛ばしたんですが、今月後36冊届くらしいよ。
駿河屋なのでいつ届くか知りませんが。
で、今回お話するのは一般本の話。

交えてお話したいのはこの2冊です。
Aqoursの今の立ち位置って、実はラブライブ!のアニメの話と結構リンクする部分があるんだよって感じで、手持ちの本があれば同じような視点で読んでもらいたいし、もしこの記事でそんなこと言ってたなーって思ったら手にとってもらいたい本なんかをチョイスしました。

Sunshine baby
サークル MIX-ISM
こちらはほぼAqours本なんですけど
設定がμ’sの東京ドームファイナルライブの発表を受けて
それをμ’sのようなスクールアイドルを目指すAqoursが見に行く!というお話です。
中身を言ってしまえばそれだけなんですが、あくまでそれは大筋。
僕はこれをファイナル前に絶対に読むべきだとTwitterでちまちま言ってたんですが
今考えると別にファイナル終わった後でも良くて、アニメ始まる前に読むのが
ある意味ベストかなって思いもしますが、アニメ始まって読んでもいい一冊だと思います。
どんな想いをμ’sから受け取って、彼女たちが走りだすのか。
これからのAqoursを見ていくうえで、特にμ’sの存在を受けたうえでは
必見の一冊だと思います。僕なんかがそうだったんですが、いまいちAqoursに対してノリ切れていない人にほど読んでいただきたいです。
僕は震えてマストバイ!!!!って感じでした。

H×3
サークル 徒歩二分
これ時間軸が3年生卒業後、6人となったμ’sだったメンバーが
どのように活動していくのか、を描いた本です。
スポットとして充てられるのは1年生まきりんぱな、なんですが
やはり9人でないμ’s、というのは世間の目も変わってくるもので
作中の言葉を借りると「残り物の先輩だけでライブってもう別モノ」とまで
新入生徒に称されるシーンなんかがあります。
これって何かに似てるなって思ってAqoursの今の立ち位置だよなって思いました。
μ’sが去り、残ったラブライブ!というプロジェクトの中で立ち上がったAqours
同じラブライブ!というプロジェクトにあっても、全くの別物です。
ましてや世間の目ってのはそういうもので、やはり懐疑的なのです。
前人の残した、大きすぎるまでの功績のプレッシャーだって並大抵のものじゃないです。
だからこそ、違うグループとして活動するからこそ。
μ’sとは違う、Aqoursだけのもの、というものを確立していって欲しいな。
って考えることが出来た良い本でした。
今紹介させていただいた両名は他の既刊もTHE神なので一読の価値があると思うので
見かけた際にはお手にとっていただければと思います。
そうそう、ブログで引用させていただきました
ほやほやの今をあそぼうのばかいぬさんも、同人誌を出されていたりします。

僕の大好きなやらかし園田シリーズを書いてる風華チルヲさんの本に
よく寄稿されいるのですが、端的に言って神です。
また僕の語彙力のなさが露呈しました。
一冊で笑って泣けるGOD本です。新刊寄稿の考察はユメノトビラのくだりで泣いてしまった。
そんな寄稿をまとめた同人誌を先日出されまして
COMIC ZINさんにて委託されております。
ラブライブ!キャラクター考察同人誌「Nine」の委託が始まりました
ほやほやの今をあそぼう
もう本当にヤバイ神ってしか言ってなかったし読ませたあまぐりくんはヤバイ神って言ってて1章ごとに泣いてたし僕もそれなマストバイしか言えなかったぐらい神本です。結果その場に居た3人が注文してました。神だもの。
語彙力なんて犬に食わせたよ。

このブログからは1ミリも感じることが出来ないような大変オシャンティな表題に
中身は愛にあふれた大変読みやすい文章となっております。

めっちゃセロ弾きのゴーシュ読みたくなって買っちゃったぐらい良かったです。
μ’s至上主義もいいし、僕もそもそも数日前まではそうでしたが
AqoursはAqoursでいいかも、と、別のグループとして触れてみると
意外と刺さってくるものがあるかもしれませんよ!
またみんなで夢を叶えていきたいなぁ、ってね。
まだ推しも何もないですけど、へんなバイアスは取れてきたので前向きに捉えて行けそうです。
https://www.nyamomo.comarchives/3410
少なくともこんな記事書いてた僕はもういないですね\(^o^)/
なんとなくキャスト陣もまだ路線を掴みきれてない感じありますよね。DAYDAYDAYもテンション上がる曲ではあったんですけど……
μ’sのような下積みは必要なく、Aqoursに必要なのはプレッシャーを超えることって分かるんですけど、当の運営が下手な演出してきそうなのがAqoursで1番の不安ですね。
H×3は知らなかったので読ませてもらいます
コメントありがとうございます。
そうですね、アニメ化で波に乗れるかどうか、ですね。
恋になりたいAQUARIUMは初動4.8万枚と、ほぼμ’sのシングルと同等のセールスを記録しているので
このまま乗り切って高みへ行って欲しいですね。
Hx3最高なので是非!というか徒歩二分さんが最高なので!!
はじめまして、ばかいぬです。
ブログも本も読んでくださり、そればかりかこんなにお褒めの言葉をいただいて、
恥ずかしいやらうれしいやら! 本当にありがとうございます。
本家「セロ弾きのゴーシュ」まで読まれたと伺って、
そこまで真正面からしっかりと文章を受け止めてくださったんだなぁと、
じーんときてしまいました。
「絢瀬絵里とセロ弾きのゴーシュ」は初めて書いた長文考察なので、感慨深いです。
またにゃももさんに読んでいただけるよう、がんばります!
ありがとうございましたー!
P.S.
「またみんなで夢を叶えていきたいなぁって」というフレーズが
とってもステキだなぁと思いました(*´∀`)
ば、ばかいぬさん!?コメントありがとうございます!
最高すぎて引用記事を書かせていただきありがとうございました。
ばかいぬさんのシャープで読みやすくてかつキャラクターを愛してる感じが伝わってくる文章大好きです!!
ブログ読ませていただいているので、引き続きよろしくお願いします\(^o^)/